Ｓｔｏｒｙ

ある日、翔が拾ったカードゲーム。そのカードには、翔の友達が描かれていた。
軽い気持ちで持ち帰り、てきとうに並べたまま放置し次の日学校に登校すると、
掴み合いの大喧嘩をしている友達2人。
目を疑ったが、昨夜翔がてきとうに並べたカードの2人だった。
こんなことがあったたまるか、と翔は信じずにいたが、
カードの傷と同様に友達がケガをしていた事実に、

捨てることはできず机の奥にしまいこんだ。
もう2度と、取り出すことなんてない、そう思っていた。
そう、あんな事が起きるまでは…。​